スクーバ・ダイビングの生命維持装置であるレギュレーターは、メーカーの工場出荷時点で、最高の性能を発揮する状態でダイバーの手許に届けられます。しかしいったんダイバーがレギュレーターを所有すれば、その性能維持の責任はダイバーに委ねられることになります。したがって、ダイバーが自分のレギュレーターの性能を維持する責任を認識し、安全にダイビングを楽しむためには、いつ、どれくらいの頻度で、どの程度のメンテナンスを行うかという判断が重要です。これにはある程度のダビング器材に関する知識と経験が必要かもしれません。
ダイビング用レギュレーターは、その使用目的上、海水、直射日光、大幅な温度変化など、過酷な条件で使用されることによる性能の低減や、また頻繁に使用しないとしても、素材の経年劣化による性能の低下は避けられません。
そこで多くのレギュレーター・メーカーは、資格のある技術者によって少なくとも1年に1度、または1年以内であっても100ダイブ毎にメンテナンスをすることを条件として、製品の性能保証をしています。 |